利用者を迎えるコンシェルジュデスクには、日本の伝統的な美しさを表現する盆栽を選定。
梅、桜、竹、モミジなど季節感を表現するにふさわしいものを
概ね１週間ごとに交換、常に新しい提案を続けます。
フロア奥のスペースには、和の坪庭をイメージした植栽を設けました。
人の背の高さほどある竹と笹、シダ、景石などを用いて、
オフィスに居ながらにして自然の息吹を感じるような空間をつくり上げました。

経済・文化の中心地ともいえる日比谷というロケーションにふさわしい空間デザインを実現するため、
天然の素材とフェイクグリーンを組み合わせ、ディテールにまでこだわった和の表現をしました。
じっくり見る機会が少ない盆栽（写真左の上下）は、自然の造形の美しさを間近で見るもよし、
やや距離のある場所から空間全体との調和を楽しむこともできます。
坪庭植栽（写真右の上下）はフェイクグリーンと天然石を組み合わせたナチュラルな設えで、
ビジネスタイムの中にリラックスできるひとときを提供します。