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空間演出
ワーカー参加型20周年記念装飾(中之島三井ビルディング)
2023.7.19
中之島三井ビルディングは、大阪市北区の堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲に位置する、中之島エリアを代表するランドマークオフィス。
ニューヨーク近代美術館などを手掛けたシーザー・ペリがデザイン監修を手掛け、2003年グッドデザイン賞(建築・環境デザイン部門)を受賞した、スタイリッシュなデザインが特徴です。
2002年の竣工から20周年を迎えたことを記念し、中之島三井ビルディングとワーカーの方々との結びつきを強め、一体感を創出した参加型の装飾をデザインから施工まで担当いたしました。
今回の装飾はスチールフレームに囲まれた透明のアクリル板に、ワーカーの方々がアーティフィシャルフラワーを挿して「20」の文字を形作るというもの。2月下旬の2日間で延べ約800人の方々が参加して作り上げました。
完成した装飾は、中之島三井ビルディング1階ロビーに2月下旬から約1ヶ月間ロビーを華やかに演出しました。
CONCEPT
全体のデザインは水辺の街、中之島のイメージからビル全体を「大型客船」に見立てて「VOYAGE」というコンセプトを創出。中之島三井ビルディングのイメージカラーである「青」と「VOYAGE」のコンセプトを掛け合わせ、アーティフィシャルフラワーを使って、青のグラデーションで波を表現するデザインを提案しました。
SPECIAL FEATURE
この装飾では、約800本アーティフィシャルフラワーを用意。あらかじめ穴を開けたアクリル板に花を挿すようになっており、合計3枚の板にワーカーの方々が花を挿して、立体的な「20」が浮かび上がるデザインです。
パース(画像左側)では上から下へ青のグラデーションを想定していましたが、実際の制作現場では参加者の方々が思い思いの場所に挿して、花を飾る楽しさを堪能していただきました。
こうした参加型の装飾を行うことで、自らのオフィスへの愛着が一層増し、オフィス価値の向上にもつながると、私どもは考えております。
第一園芸では、そのオフィスに勤務しているからこそ感じられる喜びや楽しさをご提供できるよう、今後もワーカー参加型の装飾やイベントをご提案してまいります。
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