WORKS

オフィス
屋上緑化・壁面緑化

独自に算出した「植栽ボリューム指数」と「緑視率」を活用し、生き生きと働ける空間を提供(三井デザインテック株式会社の新本社『CROSSOVER Lab』)

2021.10.8

近年注目されている空間デザイン、「バイオフィリックデザイン」(※)

OASEEDSでは、このバイオフィリックデザインを推し進め、
「オフィスのオフィスの機能に応じた適切な緑のボリュームがあるのではないか?」
という視点に立ち、独自に「植栽ボリューム指数」と「緑視率」(※)を算出。
エリアの機能に応じた植栽ボリュームを設定し、様々な植栽スタイルを組み合わせて
三井デザインテック株式会社の新本社のデザインを行いました。


バイオフィリックデザイン:「⼈は本能的に⽣命を愛してやまない」
「⼈は⾃然と触れ合うことで、健康や幸せを得られる」という
バイオフィリアの考え⽅を取り入れた環境デザイン。


植栽ボリューム指数:空間に配置する植栽のサイズごとに係数を割り当て、数値化したもの
緑視率:視界に入る緑の量を数値化したもの

CONCEPT

適切な緑視率の植物が配置された空間は、交感神経と副交感神経のバランスをとり、
リラックスした状態をつくる働きがあります。
OASEEDSが独自の実証実験を行った結果、緑視率 6~8%のときに、
自律神経のバランスが理想的な状態になった人の割合が最も多くなりました。
植栽ボリューム指数と併せることで、「集中する作業空間」「コミュニティが育つ場」など、
オフィスの多様な機能に応じて緑を配置。
エビデンスに基づいた、科学的かつ見た目にも美しい、快適な空間づくりを実現しました。

SPECIAL FEATURE

社員コミュニケーション促進のため、銀座のオフィスでは珍しい、
屋外テラス SORANIWA(空庭)での屋外菜園の実施を提案。
「個性的な姿」「収穫」「⾹り」「四季」をキーワードに植栽を選定し、
新たな価値創出の⼿助けになるよう、多様な植栽がみせるユーモアある⾵景と、
五感を刺激する植栽にしています。
SORANIWA の両サイドにはシンボルツリーを配し、
ビル間の影部分のため日照不足に耐えうる植物としてオリーブとフェイジョアを植栽。
植栽の美しさに加えて数年後から収穫も楽しめます。

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