WORKS

商業施設
空間演出

保屋松千亜紀、新井光史ペアによるフラワーオブジェ (東京ミッドタウン日比谷 HIBIYA BLOSSOM 2021)

2021.4.18

日比谷を訪れる人の憩いの場として親しまれている日比谷ステップ広場に、Flower Art Award 2020 in TOKYO MIDTOWNでグランプリを受賞した二人がエネルギッシュなお花のお庭「HIBIYA BLOSSOM GARDEN」を装飾しました。

CONCEPT

人工的な枠(フレーム)にとどまらない植物の「Energy」を感じさせるデザイン。
都心の屋外に突如現れる春の訪れと新しい日常の始まりを楽しむこの空間は、イベントの前半と後半を異なる花々でデコレーションしました。
前半はピンク系の春の花々が咲き誇る力強く優美なイメージ。そして後半は黄色系の花々で、春のさわやかな陽気を楽しむ生命力あふれるイメージへと変化させ、人が作った枠にとらわれない、そんな植物の強さを表現しました。

SPECIAL FEATURE

あふれるようなエネルギーで木々が芽吹き、花が咲き、春の日差しと花のエネルギーを体いっぱいに浴びることができる空間には、ソーシャルディスタンスが保たれたベンチが。
花によって距離が保たれるこのベンチでは、思い思いの時間を楽しむ多くの方がいらっしゃいました。また音楽に合わせたライトアップや演出も行われ、五感で楽しむ空間となりました。

期間中は館内地下 1 階のフラワーショップ「BIANCA BARNET BY OASEEDS(ビアンカバーネット バイ オアシーズ)」が、東京ミッドタウン日比谷 1 階の屋外マルシェ「HIBIYA BLOSSOM MARCHÉ」に出店したほか、東京ミッドタウン日比谷の開業 3 周年に合わせ、お客様への日頃の感謝の気持ちを込め、来館されたお客様へ東京ミッドタウン日比谷から春のお花のプレゼントも行われました。

作者プロフィール
・保屋松千亜紀
フラワーコーディネーター。2006年の入社以来、1万を超えるウェディングブーケを花嫁のもとに届けてきた。ウェディングを中心に幅広く活躍中。
・新井光史
フラワーデザイナー。1988年入社。フローリスト日本一を決めるジャパンカップで内閣総理大臣賞を受賞した第一園芸のトップデザイナー。

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