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2019年12月

 

2019カレンダーコンセプト

テーマ “FLORAL TAPESTRY“(フローラル・タペストリー)”

1月は椿、2月はアネモネ、3月は桜の季節なのでテーマカラーをピンクにして、花の咲き始める春の季節は種類をたくさん使用したりなど、月ごとに季節に合わせたメインの花材やテーマカラーを決め、それに合わせてデザインしました。

またカレンダーということで、普段作るようなアレンジメントではなく、絵画のようなイメージで枠いっぱいに花や葉を敷き詰めるようなデザインにしてみました。ずっと見ていても飽きないで楽しんでいただけるよう、たくさんの種類の花を使用して細部まで作りこんでいます。(7月はなんと向日葵だけで7種類も使いました。)

2019年も、花や緑と一緒に日本の美しい季節をお楽しみください。

 

シェラー・マース(Gérard Maas)

オランダ出身。フラワーショップを営んでいた両親の影響でフローリストになり、国家ライセンスを取得。1994年にオランダスタイルのフラワーデザイン学校の講師として招致され来日し、以後5年にわたり教鞭をとる。2003年に再来日。翌年、日本で行われたダニエル・オストのインスタレーションをきっかけに第一園芸に入社。デザインルーツでもある、ベネルクスの構築的なデザインから受けたインスピレーションと、その中から見い出した独自の日本的かつ繊細な表現は、その豊富なアイディアと精巧な技術の高さも相まって、どのようなロケーションにおいても、唯一無二の空間を演出。

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