ブーケデザインの可能性 Vol.1
2011年11月 2日
第一園芸のトップデザイナー新井光史が第一園芸本店で、会員制セミナー「ギリークラブ」のトークイベントを行いました。
テーマは「ブーケデザインの可能性」。
新井の作った数々のブーケが並べられ、さまざまなエピソードや裏話をお話しました。今回はそのときの様子を、写真を交えてご紹介していきたいと思います。
まず最初にご紹介するのは、季節の花を使ったブーケです。
ステム(茎)を美しいらせん状に組むので「スパイラル」と呼ばれる手法を使ったブーケです。
年間を通して、人気のあるピンク系のウェディングブーケ。旬の花を使って季節感のある華やかなイメージに仕立てました。お色直しのブーケはピンクが人気です。特に最近では濃いめの華やかなピンクが好まれているそうです。
次は色と季節を楽しむ、サーモンピンクのブーケです。
紅葉した葉や、実ものを使い、季節感を出しています。
ウェディングブーケで一番人気のシェープ。涙を逆さにしたような形から「ティアドロップ型」と呼ばれています。 自然の素材感を大切にし、ニュアンスカラーのグラデーションが花嫁さんを引き立たせます。
秋に式を挙げる方にオススメの、アンティーク調の色合いです。
続いては生花とドライペタルを使ったブーケです。
大人の雰囲気が漂う上品なブーケです。中心にはダークレッドの「ブラックバカラ」というバラ(生花)がアレンジされていますが、その周りにはドライフラワーのバラの花びらが使われています。
結婚式で使った思い出のブーケをそのまま残しておきたい方にオススメ。中心のバラも、だんだんドライになっていくので思い出を残せるブーケです。
ころんとしたカップ咲きの「フェアビアンカ」や、その名にふさわしい「ウェディングドレス」という品種のバラを使ったクラシックブーケです。それぞれ香りのよい品種です。

華やかなバラの香りに包まれると、花嫁さんもいっそう幸せな気持ちになりますね。
こちらは、めずらしい八重咲きのコスモスを使ったブーケです。
レースのような繊細な花びらがウェディングドレスを引き立てます。
さて、こちらは人気のポップシンガー・レディーガガさんをイメージしたブーケです!
彼女の奇抜なセンスは世界中の人々を魅了し、常に圧倒させてきました。世界中に強烈なインスピレーションを与える彼女をイメージして作ったブーケです。
「グリーンアイス」という白いバラと、バラの「茎」や「とげ」を使った斬新なブーケです。
何度もとげが刺ささり、泣きながら作ったそうです。
そして、最後にご紹介するのは、珍しいバラのブーケです。
「ジプシーキュリオーサ」というバラは採花期を遅らせて咲かせておくと徐々に色が抜けて変化し、くすんだピンクからグリーンの美しいグラデーションになります。

その微妙なニュアンスの色は他の花には出せない繊細なもの。儚い命を全うしようとしているその瞬間がとても美しいのです。その瞬間はとても短く、通常の市場ではなかなか手に入りにくいもの。そんな「ジプシーキュリオーサ」のみを使ったブーケです。
ミルフィーユのように重ねられたバラの葉っぱが花々の間から顔をのぞかせます!
結婚式に持つブーケはお二人にとって特別なもの。
世界でひとつだけのブーケをデザインし、満足していただけるために、日々、新井光史は新しい素材を探し、技術を研鑽しています。
次回は和装に合うブーケをご紹介します。
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